こんにちは!今回は2月22日~23日の森田ゼミ東京研修でのことを書いていこうと思います。
今回は3社訪問させて頂いたうちの1つ目、Googleさんのことについて書いていこうと思います!
Googleさんは六本木にあるこーんな高いビルの
こーんな景色が見えるところにあるのです!!
圧倒されまくりです…。
そんな世界一の企業Googleをとってもラフな格好の営業部の山下さんに案内して頂きました。
社内見学→Googleについて→質疑応答という流れで進んでいきました。
Googleの社内風景
会社の中ではなんといってもミーティングルームの多さが目を引きました。その全てにテレビ電話機能があり、毎週国際電話でアメリカなどの経営層トップの方とお話する機会があるのだそうです。オフィスにはフロアごとにテーマがあり、ミーティングルームの一つ一つに個性的な名前がついていました。(山の手線の駅名のフロアとかもあるらしい!)その多さは社員である山下さんも覚えられないほどで、会議のたびに場所を検索しているほどだそうです。笑 ちなみに私たちがお邪魔したフロアは日本らしい和風な感じがテーマらしいのですが、なぜかそのミーティングルームには「ちまき」と名付けられていました。笑 まぁ、それもちゃんと決めてるけどなんとなくGoogleっぽいよねとなって許されるみたいです。
その他にも一部屋入る事にセキュリティ認証が必要だったり、グローバルな企業だからこそ多国籍な社員さんがいたり、立って仕事をしてる人や、廊下でやってる人がいたり、社内にビリヤードやゲームをする場所があったりと社内風景だけで500文字くらい書けるほど印象的なオフィスでした。
Googleについて
続いて山下さんから Googleが扱っているコンテンツや今どんなことに取り組んでいるのか、働き方などを教えて頂きました。
・広告と機械学習
Googleは主に検索エンジンとして有名ですが、コンテンツを提供したり、それに伴うサービスを提供しているため一般的にはto C向けの企業だと思われがちですが、実は企業からの広告掲載料で成り立っています。
そんなGoogleさんは今「機械学習」というものに力をいれているそうです。機械学習とは、人間が自然に行っている学習能力と同様のことをコンピュータで実現させようとすることです。
よく自分が検索したことがインスタやYouTubeで流れてきてついつい見てしまう…ということがあると思います。
それらは全て機械に「この人はこういうことを検索する傾向にあるな」「これは○○なんだ」とういことを学ばせて、その人に必要な情報と傾向をつかませているのです。
これは広告なのか?とだましたり、広告だと気づかないほど自然にするのではなく、いかにユーザー個人に必要だと思われる広告を出せるかどうかを軸において取り組んでいるとのことでした。
・働き方について
Googleは全世界に約8万人もの社員がいます。だから多国籍や多様性ゆえに自由な社風のイメージが持たれていると思います。しかし、実際はそうではないことがわかりました。
Googleの規定する勤務時間は原則9時〜16時。一応フレックスタイム制なのだそうですが、その中でどう働くかは自由にしていいそうです。しかし、仕事は山下さんのチームの場合は、一旦10時までには出勤しようと決めているそうです。ただし、急用で遅れるときはしっかり他のメンバーに連絡すること。自由だからこそその範囲内でしっかりルールを決めていらっしゃいました。
質疑応答
ここでは印象的だったことを2つほど。
Q.Googleは革新的な会社?
→実は新しいものを作り出したことはない。検索エンジンも最初はYahooが生み出したが、それを改善したりしていくことで気づいたら世界シェア1位になっていた。
山下さんは事象だけでとらえるのではなく、どういう背景でなぜ起こっているのだろうということを自然に考えることが出来るのがGoogle。利益などの結果はあとからついてくると仰っていました。
私は0→1にする人も1→10にする人も最初から画期的な何かを作ろうとしているのではなく、このような考えを当たり前のように持っていてアウトプットを続けていたら気づいたら自分の武器になっていたというパターンの人が多いんだろうなと感じました。Yahooは0から1を生み出した会社、Googleは1を10にするのが得意な会社、どちらもこの世界では必要だし求められる能力だなと私は考えました。
Q.TGIFについて
→この質問は私がした質問なのですが、TGIFというのはGoogleが毎週行っている経営トップの人と話せる会議のことです。日本では金曜の朝、アメリカでは木曜の夜に行います。ここではどんな質問でもトップの方たちは気軽に答えてくれます。主にニュースの話題が多いそうですが、ネガティブな話題について話すことも多く、人種差別や女性差別などの様々な諸問題の背景があるなかで当事者でさえ気づかない思い込みに気づくためにGoogleはどうあるべきなのかをTGIFを通じて話し合ったりしているとの事でした。
まとめ
Googleっぽい考え方(自由の尺度)
→Googleで働いている人の特徴はGoogleっぽいかどうか。それはその人の考え方や仕事の仕方にあると思います。「自由だけど自由じゃない」。人に迷惑をかけないようにするには、気持ちよく働くためには、その人が「自由」という言葉をどう捉えてどう相手の気持ちを配慮し、どう行動するのか。それらが似たような人たち、理解出来る人たちが集まっているのがGoogleなんだなと感じました。
信頼性
→Googleの役員の方はとにかく社員のことを信じています。もし、子供が熱を出してしまって出勤できなくてもそれは有給扱いにはなりません。子供が寝ている間やちょっとした時間を利用すれば会議にも参加できますし、場所を選ばずとも仕事はできると考えられているからです。また、社内での情報の流れ方も独特です。一般的には経営層から社員へ(上→下)と順に情報が伝わっていきますが、Googleの場合はそのような感覚ではなくみんなで共有されていく感覚なのだそうです。ですので世の中に出る前のBIGな情報も共有されたりもしますが、社外には決して漏れないそうです。経営層と社員との絶対的な信頼関係が成り立っているからこそ、社員の会社に対する貢献度も高まっていくのかなと感じました。
結果をだす・責任をもつ
→自由な社風がゆえにもちろん結果責任や説明責任は伴います。言い方はちょっとあれですがやるべきことさえしっかり果たしていれば、後は個人の自由裁量に任せられるのです。「自分で考えなくてはいけないからこそ、向いていなかったとしても決めたからには一度時間をかけて取り組む責任がある」という山下さんの言葉がとても印象に強く残りました。いつまでも学生気分でいるのではなく、今のうちから自分の行動に責任を持とうと決めました。
やっぱり東京は憧れるオフィスが沢山あるからか働くということを身近に感じましたし、モチベーションがすごく高まりました。働くことは人生のなかでの大部分を占めるので、キャリアについてもしっかり考えていきたいです。
なんかめっちゃ長くなってしまった。
それでは第2弾へと続きます〜。