お久しぶりです、木戸です!
今回は現在ゼミで取り組んでいるミズノさんとのプロジェクトの進行状況とその上位下位関係分析を行ったことについて書こうと思います。
上位下位関係分析
上位下位関係分析とは行動観察はインタビューから得た情報を分析し、その対象のユーザーが心の奥底でやりたいと思っていること=ユーザーの本質的な欲求を明らかにする方法です。
行動観察から得た情報を事象、行為の目標、本質的欲求に分けて分析していきます。
私たちの班はランニングショップを担当しています!
上位下位関係分析はこんなかんじ↓
このナイトウォーキングというのはミズノランニングショップが毎週木曜日に行っている取り組みです。お店を利用する人とは分けて分析しました。
分析から出た気づき
・私たちが調査した限りではウェアを買いに来るという目的で来る人はあまりいない。
→しかし、ふらっと店舗に入ってくるお客さんはウェアを見ていることが多い。(購入率は低い)
・パッとみて何のお店かわからない。
→ミズノとだけ書いてあるから何のお店なのか分からず、チラ見していく通行人が多数いる。また、扉があるため初めてのユーザーからしたら入りづらい部分がある。
・趣味でランニングをしている人は時間とお金に余裕がある30代以上のユーザーが多い。10代〜20代のユーザーは部活で使うなどの目的でくる。
→シューズと一緒にインソールなど追加購入するときに値段を気にしない人が多かったため。
・ナイトウォーキングに参加している人は受付で1度お店に行ったきり、ほとんどお店を利用したことがない。しかし、ナイトランニングはお店を利用する人も多く、メンバーも固定化してきているため参加回数が多い人などには商品を10%引きするとサービスを行っている。
→せっかくお店の存在も知ってもらえているからなんとかしてこのユーザーを新しく取り込める方法があるといいのではないか。
これらのデータを元にしてペルソナを作成していきました。
こちらが項目例です。
学んだこと・反省
・作成のとき決めやすい部分から決めていくのではなく、ユーザーゴール(目標)から決める。
ここをまず決めないとどこからが妄想でどこからがデータなのかの境目が分からなくなってしまい、キャッチフレーズとのズレが出てきてしまいます。実際に私達は決めやすい部分から勝手な妄想でやり始めてしまい、先生に引き止められてしまいました…。
・このユーザーゴールがなかなか決まらない。本質的欲求を見つけるのが難しい。
→対象が私達ならまだしも他の人の本質的な欲求を見つけるのは本当に難しい。実をいうとユーザーも何の欲求を満たしたくて走っているのかは分からない。
私はこのなぜ見つけられないのか?は分析不足なのではないかと考えました。データを貼り出すだけだして、必要な事象とそうでない事象の見極めが不十分になってしまいました。ただのランナーに合わせるのではなく、そのお店の改善点に繋がるようなユーザーを見つけ出すことがポイントだと森田先生から言われてハッしました。
本質的欲求が見つからず何度もフリーズしてしまったのですが、次回の授業では作ってきたKA法のカードも使って、思い切って分析をもう一度洗い直して改善策に繋がるようなペルソナを作ることができればと思います。難しかった…と言うだけでは終わりたくないです!自分たちでちゃんと納得できるものになるといいな。
そうこうしているうちに日付超えてしまいました。すみません!!😭